親知らず

一気に3本抜きました！

局所麻酔はもちろんですが、ガスマスクもして、らりってる状態での手術。すごい怖かったけど、1本目が取れたのは、30秒もかかってなかった。一番時間がかかったのは、歯が外に出ていないもので、5分程。何針か縫いました。こんなにあっけなく終わっていいものかと、ビックリ。

カナダでは、19歳くらいまでにみんな親知らずを抜くので、そんなに驚くとではないそう。歯医者さんにもランクがあって、治療だけできる医師と、親知らずを抜くことができる医師とがいます。若い医師は、上を目指して頑張っている感じです。とろの歯を抜いてくれた先生は、親知らずだけで、2万人以上の患者さんのものを抜いたらしい。かなりのベテランという感じで、説明もきっちりとしてくれました（かなりの早口だったけど…）。取れたでっかい歯を見て、これまたビックリ。持って帰るかと聞かれましたが、もらっても困るので、遠慮しておきました。

かかった費用を見て、ぶったまげました！
麻酔、３本の親知らず、ドクターのカウンセリング費すべて合わせて、１１万円なり！

歯１本に２～４万円です。でも、１本に３０秒ほどでこの値段ですよ～。
独身のみなさ～ん、カナダの歯医者さんと結婚することをお勧めしまーす♪

これだけ、治療にお金がかかるということは、貧乏だったり、保険がしっかりしていないと、治療は受けられません。だから、知り合いの子供で、１９本も虫歯がある子がいます。悲しいけど、これが現実です。

処方された薬は、ペニシリン系抗生物質と痛み止め。手書きの処方箋で、ドクターが既に準備していたので、治療中に相棒が薬局へ取りに行ってくれました。
以前、保険の話をちょこっと書きましたが、薬局の場合、ちょっと違っていて。。。
日本と同じで、保険会社から薬局へお金が入るので、患者は自己負担分だけ払えばいいそう。（ということは、レセプトはやってますね）
昔のフィルムケースのような容器に錠剤を数えて入れてあります。フタは、子供に開けられないように、押して回すようになっている。
ケースにシールで、患者名、薬品名、飲み方、注意書きが貼ってある。
各薬に説明書がついてきます。そこには、薬局の名前や住所、患者の名前や住所が印字されていて、用い方、副作用、注意事項、飲み過ぎたときの対処法と連絡先、飲み忘れたときの対処法、保存方法、余った薬の処理方法などが３ページ程にわたって書かれています。

ドクターからは、処置後の説明書をもらいました。腫れ、出血、痛みの対処法などが書いてあるもの。

あんなにあっけなく終わったのに、後がつらい。。。
出血、２時間ほどでほぼ止まりましたが、ちょっとしたことで、まだ血が出ます。
痛みが辛く、胃が弱いのに痛み止めを飲まざるを得なくて、服用して、やっぱり吐きました。
そして、顔の腫れ。。。もう最悪です。丸い顔が三角になってます…。ツバを飲むのも辛く、ものなんか食べられない状態。


しかし、この腫れが本当に戻るのかし・ん・ぱ・い…。