コミュニケーション能力
昨夜の授業、とってもためになるものでした。
話聞き上手になるための講義。
英語だけじゃなく、ジェスチャーや返答する内容などが重要になってくるんです。
- 注意を払っていない
- 相手の話の内容をハイジャックする(自分の経験を話す)
- アドバイスをする
- 相手が正しいか間違っているか判断する
- 相手の気分をできるだけ早くよくなるようにする(Everything will be okay.とか…)
- なぜ?と尋ねる
これら、正しいことだと思いますか?
全部やってはいけないことなんです。【注】あくまでも、友達や家族などの身近な人が相手ではありません!
ただ話を聞いて欲しいだけの人に対してこれらをすると、相手が心を閉ざしてしまいます。
2番目と4番目は、自分も同じ経験をしているからわかるよ、とか相手を助けるつもりでしていても、相手にとっては関係のないことだし、自分が不愉快になりたくないから相手を早く良くしようとしている行為。だから、この人、話を聞いてくれないと思われてしまう。
カウンセリング技術のように、相手の言ったことを繰り返したり、まとめたりすることが一番いいみたいです。
ここまでくると、英語の問題じゃなくてその人の持って生まれた能力ですよね。いかに聞き上手か。そして、国民性の違いの問題も出てきます。中近東から来ている人達は、どうしてもこの方法に納得がいかないらしく、自分の国では逆の行動が期待されると言っていました。
薬剤師免許取得に、最終的には、実地試験(薬局に患者になりすました試験官がやってくる)があるんですが、何回受けても落ちている人がいるそう。知識があってもコミュニケーションが取れないとダメなんですね。
たとえ英語が話せるようになっても、一生勉強ですな。
2 件のコメント:
わかる、わかる!ついやってしまうんですよ。
今勉強してるコーチングも聞く技術だからよく分かるよ。やってみると意外と難しかったりします。特に主張が強いと・・・。
人に対する仕事は一生勉強、でも楽しい!
なつさん
よかれと思ってついやってしまうこと、あるもんね。
日本で真剣にカウンセリングの本を読んでいたけど、頭でわかっていても、実際にどういう対応をするかとなると、うまくできないもんなんだよね。主張が強い人には大変というか、納得できないから従えないみたいです。。。
一生、おごらず、勉強を続けていく姿勢って大切だね☆
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