トロント住宅事情
トロントでお家を購入するというのは、随分お金のかかる話です。
どんどん、値段が上がってます。たとえ古くても…。
いいエリアでステキなお家は、8000万~1億円。
庶民には手が出ませ~ん。
だから、みんな郊外へと広がっていくんですよね。
郊外には、農地や森を潰して、ドンドン新しい家が建っています。
この光景を見るたびに、ゾッとします。
そして、動物たちが行き場を失っていくんですよね。。。
日本のように土地を買って新たに設計して建てるのではなく、建て売りもしくは何十年も建っている古い家を購入して、内装をいろいろと好きなように改造するのです。
例えば、壁をぶち破ったり、ペンキを塗ったり、キッチンシンクやバスタブ、トイレを取り替えたり。。。
いい加減な業者に頼むと、ずさんな工事をしたり、契約だけして仕事に来なかったりすることもあります。
昔ホームステイしていたお家も、キッチンの改装をすることになっていました。
でも、契約した業者がなかなか来なくて、電話をすると「明日行きます。」と何度も言いながらとうとう来ませんでした。
裁判をして訴えるにはお金がかかるので、泣き寝入りしかないそう。。。
結局、ホストファザーが、休日に少しずつ自分で改装してました。これはこれで、スゴイ!!!
自分たちで改装する人が結構いるので、改装のテレビ番組もあります。
日本で昔やっていた「ビフォー アフター」みたいなやつ。←この番組好きでよく見てました。
とろ達、いずれ、定住の地を見つけて数年計画で引っ越すつもりでいました。
しかーし、マンションの家賃が値上がり!!!
こっちでは、年に約5%まで値上げしてもいいことになっています。
その限度額いっぱいまで値上げ。
他の同じ物件を調べても、同じか安いくらいなのに…。
うちの相棒、もちろん苦情言いましたよ。
でも、却下。
仕方ないので、真剣に他を探すことに。。。
といっても、収入も貯金もない私たち、家を購入するのは不可能。
安いアパート探しです。
車がないから、ダウンタウンに住まないとキツイ。
大学や病院通いもあるから、へんぴな所へは行けないよ。
住所変更とか新たに電話会社との交渉とか、あ~面倒くさいことがいっぱい。
日本のように事がスムーズに運ばないから、すごくストレスになります。
一体、いつになったら落ち着いた生活ができるのでしょうか?
本日のおまけ
昨日は、オンタリオ州の選挙の投票日でした。
カナダで選挙権がないとろは、あまり関心がないのですが…。
夜の9時が投票の〆切で、夕方からテレビ画面の下に、『投票〆切まであと1時間○○分』とカウントダウンしてました(笑)。
投票会場は、コミュニティーセンターとか、大きなマンションやアパートでは、その建物の中で投票できます。
立会人は、ボランティアを募っているようです。とろのマンションには3人の女性がいたそうです(相棒が投票してきました)。
結果は、Liberal(自由党)がCP(保守党)を下して、勝利。過去17年間、LiberalとCPが交代で政権を取ってきていたのに、前回に引き続きLiberalが勝ったと話題になってました。他には、NDP(民主党)とGreen Party(環境保護政党)があります。【注】日本での政党名とは政策が異なります!
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