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2008年8月6日水曜日

処方箋から見るカナダ

最近、病気ネタが多くなっておりますが、ついでにこっちの処方箋について書きたいと思います。

今日、Refillをもらいに薬局へ行ってきました。

こっちでは、慢性疾患や繰り返し発症するような病気の処方箋は、薬がなくなったらドクターの所へ行かなくても薬局でお薬だけをもらうことができます。(ドクターが処方箋にRefill回数を記入してくれるの)
それに、1回の処方日数が90日とかだから、本当にドクターに会う機会はないって感じです。

薬によっては、他の薬局にトランスファーできるものや(旅行中や引っ越しなんかで近くの薬局が変わる場合もあるからね)、Refill対象にならないものなどいろいろな規定があるんですけどね。

あっちなみに、日本のようにオーダリングのようなシステムはなくて手書き処方箋です。



あらかじめ薬局に電話をしておけば、行ってすぐに受け取れるようになっていますが、とろは、直接行ってきました。


自分の名前と必要な薬を告げると、ブザーを渡されて、「準備ができたらバイブレーターでお知らせします。」と言われました。

なんだか、フードコートのよう!

お店の中をフラフラと眺めてシャンプーの匂いを嗅いだり、化粧品を見ていると数分でブルブルと鳴りました。

窓口に行くと「なにか質問はある?」とだけ聞かれてすぐに渡してもらえた。


患者としてはすごく楽でいいんだけど、こっちから聞かない限りあまり説明はしてもらえない感じかな。
日本では、間違いがないようにすごくピリピリしていたんだけど、こっちでは要求しない限り動いてくれない印象。

以前、処方箋内容に疑問があって問い合わせても、こっちから「処方箋をもう一度確認して」ってちゃんと言わないと、探すこともしてくれなかったり、「ドクターにこう言われたのに違う」って言っても問い合わせもしてくれませんでした。とろの英語の問題だったという話もある…

日本ではすぐに調べたり、問い合わせたりしていたのになぁって対応の違いに驚いたよ。


この国では日本のように至れり尽くせりではないので、自分のことは自分でしっかり把握しておかないと、大変なことになるとしみじみ感じたわ。

やはり、自己責任の国。

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